2018年12月、岩手モリヤはこの度、経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定されました。「地域未来牽引企業」とは、経済産業省が主導する地域経済の「好循環」を創出するために推進されているプロジェクトで、地域の特性を活かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業を積極的に展開、または今後取り組むことが期待される企業として、経済産業省が選定したものです。

 今回の選定を受け、地域経済を牽引する企業の一社として、地域の人材育成に取り組みをより一層注力し、より大きな付加価値を創造し、地域に貢献する企業を目指し、今後も地域経済の活性化へ貢献できるよう努めてまいります。


感性豊かな服づくりを目指します

近代的な生産システムが生み出す高い品質

大切なのはそれを実現する技術力!

生地試験からはじまり、スポンジング、CAD、CAM、最新鋭縫製機器、完全内製化、短サイクル対応と常にアパレル工場の最先端を目指している企業です。



製造工程

生地試験室

素材の収縮試験を自社の試験室にて行い、素材の動きをデータ化してCADに送り寸法通りにパターン作成します

スポンジング

別注した機械により難素材も素材の風合いを最優先にリラックスさせます。

3D CAD

最新3D CAD、クレアエンポⅡ導入、(東レACS社製)グレーティングにも対応。


CAM

テレビカメラ搭載最新鋭柄裁断CAMを導入、一枚サンプルから量産裁断まで対応します。

縫製

縫製は4ライン、マトメ・プレスも社内で完全内製化にして一貫生産しています。工程はiPadにて管理します。

縫製

ポケットシーマーなど最新鋭縫製自動機の積極的導入により、安定した高品質を維持します。


縫製

最新鋭縫製機器を積極的に導入して、人の経験・勘・テクニックに頼らない安定した高品質縫製を維持します。

縫製

本流工程はハンガーシステム(イートン社製)を導入、シワをつくらない独自のシステムにて工程搬送します。

出荷

製品のストックはジャケットで10,000着、ハンガー車にて全国に出荷します。

 


独自のこだわり工程

メンズ仕立てで行われる「ハ刺し」工程をレディースジャケットに取り入れています。

独自のこだわり工程

「ハ刺し」工程を施した高付加価値の最高級ジャケット。デザイナーさんのこだわりを忠実につくります。

独自のこだわり工程

「くせとり」工程は弊社独自に袖・衿・身頃・肩などをアイロンにて行い立体的で美しい服をつくります。



会社概要

会社名 岩手モリヤ株式会社
代表者 代表取締役社長 森奥信孝
創業 1988年
所在地

本社・本社工場

岩手県久慈市夏井町大崎13-3-3

東京営業所
東京都文京区目白台1-22-5
電話 0194-53-5327(代表)
FAX 0194-52-3034
事業内容 高級婦人既製服縫製
縫製品目 高級婦人ジャケット・ウールコート・スーツetc.
資本金 1200万円
従業員数 86名(男子9名、女子77名)
工場面積 敷地10,150㎡ 工場3,300㎡
生産数量 月産 約4,000着
取引先 レリアン(LANVIN collection)
トリヰ(YUKI TORII)
トゥモローランド(DES PRES, BALLSEY, GALARIEVIE,Collection)
三陽商会(EPOCA, Paul Stuart,MACKINTOSH LONDON)
アングローバル(MARGARET HOWELL)
八木通商(DAMA)
ファーイーストカンパニー(ANAYI) 他

特徴

生地試験〜スポンジング〜CAD〜CAM裁断〜縫製〜出荷まで外注を一切使わず完全内製化の一貫生産、組み立て工程はハンガーシステムを使用しシワを防止。

元パターンデータのみ受信後は当社3DCADにてパターン制作(グレーディング・裏・芯)。

IOTの積極的導入により縫製前工程までの情報共有や延反・裁断作業の完全無人化などで生産性向上を行い、その分縫製に配分して高付加価値商品をつくる。

素材の風合い重視と品質重視の為、プレス単独部門を廃止、縫製最終工程に置き一貫したものづくり実現。

積極的な最新鋭縫製機器導入(人の経験・勘・テクニックに頼らない安定した高品質物づくりの為に)。

追加生産及び短サイクル対応 → 縫製上がり即日出荷(ハンガー納品)

前処理工程に先端技術を導入

素材本来の風合いを大切にする事がいい服作りの基本だと考え、生地の収縮特性を把握する為の生地試験室、大型スポンジングマシン、低温接着プレス機など前処理工程にいち早く先端技術を導入しています。このことにより素材の風合いが変化する事無く品質の維持・向上を可能にしました。その結果『岩手モリヤの製品はどこか違う』と、取引先から絶大な信頼と評価を受けています。

また、3DCADやオートスキャナーの導入などでパターンのグレーディングもすべて当社にて行う事が出来ます。

100%良品が流れる一貫生産体制を確立しプロパー消化率向上

最新鋭の縫製機器を使用する事により、人の経験・勘やテクニックに頼る物づくりからの脱皮を実現しました。そして、徹底した標準化や完全内製化などにより100%良品の製品が短サイクルで生産できる仕組みを確立しました。その結果、原反投入から製品出荷までを3日間というスピードで生産する事も可能になり、追加生産などのフォロー体制も万全です。「売れる時に、売れる服を、売れるだけつくる」国内生産の強みを生かしプロパー消化率向上に貢献しています。



会社の歩み

  • 1974年 モリヤ洋装(本社・東京)の地方工場「モリヤ洋装久慈工場」久慈市長内町に誘致企業にて進出。
  • 1988年 地元に根付く企業をめざし現地法人「岩手モリヤ株式会社」を設立。同年に現在本社・工場の所在土地を取得。新工場を建設し移転。地元学卒者を積極的に採用。優秀な技術者養成の人材育成を行い、毎年「国家検定洋裁技能士」を受験。一級・二級技能士を育てる。
  • 1995年11月 技能検定優良事業所として労働大臣表彰。
  • 2007年9月 障害者雇用優良事業所として厚生労働大臣表彰。
  • 2008年3月 IT経営実践認定企業に経済産業省から認定。 
  • 2011年6月 第33回 繊研賞受賞。
  • 2016年2月 「顕彰状」復興大臣より授与。 復興庁は、被災地の事業者が取組む、創造的な取組みの後押しを目的に、新たな挑戦や課題克服に取組みを取りまとめた「私たちが創る~産業復興創造 東北の経営者たち~」を発行。 岩手県では岩手モリヤ社が紹介されている。
  • 2018年3月 「はばたく中小企業小規模事業者300社」に経済産業省より表彰。
  • 2018年10月 「いわて女性活躍認定企業等」認定書を岩手県より授与。
  • 2018年12月 「地域未来牽引企業」に経済産業省より選定。

 


今までの取組

・人材育成と管理者教育の強化(さらなる高品質・高付加価値な服づくりのため)。

・地元新規学卒者の積極的採用。

・98%地元社員。

・国家検定技能士資格取得者多数「婦人子供既製服縫製」。

・育児休暇制度や子育て支援制度など女子従業員が安心して働きやすい環境づくり。

・2011年6月「第33回繊研賞」受賞。

・「一般社団法人 北いわてアパレル産業振興会」において産学官連携による様々な取り組み。

・J∞QUALITY認証工場(認証日2015年3月30日)


久慈地域の取組み

「メイドインジャパン製品の重要拠点」久慈市内の縫製業者の取組みを「久慈地域縫製業.net」で紹介しています。

当社も紹介されております。どうぞご覧ください。